ファクタリングを使うのに向いている業種とその理由
「大口案件が多い建設関係の業界」
建設関係の業界はファクタリングの利用者が多い業種になります。建設関係の業界は1つ1つの仕事の案件が大きく、
また天候にも左右される業種と言えます。大口の仕事の案件を受けたものの、天候不順により現場が進まなかったり、
止まったりして資金繰りが悪化してしまう事は建設関係の従事者の方なら簡単に想像できると思います。
また建設関係の業界などの古い業界ではファクタリングを利用している事が取引先に知られてしまうと、風評で信用を
失ってしまう可能性もあると思います。そういうのが嫌な経営者様は、手数料は高くなってしまいますが2者間での
ファクタリングを利用することで取引先に知られることなく、売掛金を早期に現金化できます。
「介護報酬・診療報酬債権のファクタリングが使える医療業界」
介護事業で国保連(国民保険団体連合会)に請求する介護保険給付金で、ファクタリングを利用することにより入金前
に受け取ることができます。
国保連に請求した介護報酬債権は、請求してから入金されるまでに2ヶ月位かかります。その期間を短縮し早期資金調達を
目的としてファクタリングを利用し、人材確保や物品の購入に充てんすることもできます。
介護業界のファクタリングの場合、ファクタリング手数料が非常に安いことが特徴です。
これは回収ができないリスクもある他企業業種の売掛債権と比べると、国保連からの入金がされないということはないから
です。これは、診療報酬のファクタリングが使える医療業界や調剤報酬のファクタリングが使える薬局なども同じです。
「納期があるIT業界」
建設業界と同じく、IT業界でも大口の案件を受注してしまったが、予定の納期に納品することができなく、入金が遅くなり
資金がショートしてしまうことが多々あります。
IT業界は創業して間もない企業が多くその場合、人材確保や広告費への投入など手元に資金が多くあるに越したことはあり
ません。急激な成長が見込めるITビジネス業界であればファクタリングは企業発展の強みになると思います。
「急遽な仕入増の時に不安のあるアパレルの業界」
アパレルの業界もファクタリングを使うのに向いている業種だと言えます。仕入れ~販売まで長い時間がかかり、多くの在庫
を抱える事が必要不可欠な業界のため、実際の経営状況は良くても一時的に資金繰りが悪くなったりしてしまうようなことが
あると思います。
春夏秋冬の季節毎に必要資金が変化することもこの業界の特徴です。セールとかに合わせて大量入荷したものの、予想外に
売れ残ってしまい大量の在庫を抱えてしまう場合など、その都度資金繰りが悪くなってしまっていては大変です。
こういった状況ではファクタリングが役立つと思います。
今挙げた業種以外でも、急に資金調達が必要になる事が昔と変わらずどの業種でもあります。
どういった時に資金繰りが悪くなるのかは、それぞれの業種でも違うと思いますがファクタリング業はその不安を解消して
くれると思います。
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